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2017.11.10

石垣島で「世界津波博物館会議」

2015年12月に国連総会で「世界津波の日」の制定が決議されました。2回目の「世界津波の日」となる2017年11月5日、国連国際防災戦略事務局UNISDR・日本の外務省・国際協力機構JICAは、沖縄県石垣島において「世界津波博物館会議」を開催し、IRIDeSも協力しました。

 

石垣島は過去に何度も津波に襲われてきたと推定されており、中でも1771年の明和大津波の際は甚大な被害を出したことが、歴史記録から明らかになっています。また、石垣島は、津波で内陸に運ばれた巨石「津波石」が数多く存在することでも知られてます。

 

 

会議に先立ち石垣島にて行われた巡検で、津波石の解説を行う後藤准教授

 

 

 

世界津波博物館会議では、アメリカ・ハワイ「太平洋津波博物館」、和歌山県「稲むらの火の館」をはじめ、インドネシア、タイ、スリランカ、ポルトガル、トルコの津波や防災に関する博物館の関係者が一堂に会し、各博物館の活動紹介や課題の共有を行いました。IRIDeSの川島秀一教授と後藤和久准教授は、それぞれ民俗学と地質学の立場から、津波石に関する講演を行いました。また、東日本大震災の被害と復興の記録である3D映画「大津波3.11未来への記憶」(NHKメディアテクノロジー制作、IRIDeS今村文彦所長監修)の上映も行われました。津波に対する理解を深めつつ、世界の津波博物館の現状と課題を共有し、津波博物館・防災関係者が国際連携の重要性を確認する貴重な機会となりました。

 

 

世界各国の津波博物館関係者によるディスカッション

 

 

 

 

 


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